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  • こんにちは!紙パイプで作る手作りロボット「パイプロイド」のデザイナー、ツノダです。パイプロイドは大人の工作心をくすぐるカワイイ奴。地球征服の使命を果たすその日まで!開発の日々は続きます。

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2006-12-27

第82話:感覚の量産はできない

〜 回想・2005年初頭 パイプロイド誕生秘話 〜


「内職さんに生産をお願いしてみよう!」


その方向で進む事になって数日。
既につながりのあった内職さんとの連絡もとれ、
あとは生産するだけ、という体制は整いつつあった。


だが、まだ1つ問題を抱えたままな部分が。


それは「穴開け」部分。


僕が試作をする段階では、実は僕の「職人芸」で穴を開けていたといっても過言ではない。
何故なら、穴開けのためのマークは、
パンチに差し込んだ時点で見えなくなってしまうからだ。


Sany3245

Sany3246


「だいたいこのくらい奥に差し込んだら」
「左右の模様がだいたいこのくらいの時に」
こういうアナログな「感覚」を頼りに穴をあけていたのだ。


感覚を共有するのは、非常に難しいこと。
「いい具合に差し込んで」「だいたいこのくらいで」
というアナログなニュアンスを、がんばって1人2人には伝えることは出来ても、
100人に伝えることは全くもって不可能である。
いや、1人2人にだって、正確に伝えることは不可能だろう。


もしかしたら流動的になるかもしれない内職さんたちに、
毎回ニュアンスを説明するというのは想像するだに恐ろしい。


「こうして、こうして、こうすると出来ます」
手順を伝えれば、目的のものが出来上がってくる、
そういう『冶具』が必要になってくるのだ。


ここで、またその開発に時間をとられることになった。

*この話はパイプロイドの初期の開発の回想です


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